interview 03

紙を使ったものの良さを
知ってもらえると嬉しいです

工場長 庄司勝さん 1993年入社

インタビュー02

仕事のやりがいはどんなところですか?

紙のもつ良さを肌で感じることができるところですかね。実はもともと、紙の卸問屋で働いていたんです。そのあとは紙を運ぶ運送屋に務めて、少し暇ができたときは製本会社の手伝いをしていたのでその流れでこの会社で働くことになりました。
若い頃に一度、退職願を出したこともあるんですけどね(笑)。でも当時の上司が止めてくれて心機一転、早く昇進したいと仕事に精を出しました。

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仕事で心に残っている出来事はありますか?

現在の機械操作を担当するようになった10年ほど前に起こした「失敗」です。このポジションは初めて自分から志願した仕事だったのですが、不安なところを上司に聞かず作業を進めたことで起こしたものでした。でもそれが、今とはバネとなって頑張れています。それからは、分からないこと素直に聞かなければいけないのだと肝に命じました(笑)。

部下と接する際に心がけていることは?

流れ作業をしているとなかなかコミュニケーションは取れないが、話しやすい環境づくりを心がけていきたいと思っています。困っている様子はないかと周りの様子をみたりはしていますが、思っていることがうまく伝わらないこともしばしば(笑)。
また仕事としては、新入社員の時に各々の機械を体験してもらっています。どれも触ったことのないものばかりなので、しばらくの間は作業内容を覚えるのが一苦労のようなので出来るだけ分かりやすく研修できるよう、従業員一同頑張ります。

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製本業界に興味のある方へのメッセージをお願いします!

私は工場長になったのは3年前ですが、「働き方改革」は常に意識し、昔ながらのやり方ではダメだと思っています。
詰め込み作業を無くすことを心がけ、残業も減らして、働きやすい現代に合った環境を整えていくことが、 当面の私の課題だと思っています。 また、最近では新聞や雑誌の電子化が主流になりつつありますが、実際に手にとることのできる「紙を使ったものの良さ」を知ってもらえると嬉しいですね。

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